茨城の竹が語る、ひとりの職人技
松野屋の真竹椀かごです。
80歳を越えてなお、ひとりで編み上げる
茨城県北部に自生する真竹を、80歳を越えてなお現役の職人がひとりで作り上げています。伐採した竹をナタで裂き、裏の皮も丁寧に剥いで、しなやかな竹ひごに仕立てるところから手作業。口回りと底回りは真竹を幾重にも巻いたうえで籐を巻き込み、丈夫さを高める工夫がされています。底を少し持ち上げる作りになっているのも、下からの空気の通りをよくするための知恵です。
水切りにも、保存かごにも
茶碗や皿などを洗った後の水切りかごとして。また野菜や果物などの食品の保存用としてもおすすめです。丈夫な作りなので、多少重みのあるものを入れても安心して使えます。置いておくだけで様になる、暮らしの中の頼れる存在です。
天然素材だからこその、表情の違い
一つひとつ手作業で編まれているため、入荷時期によって色・形・サイズが若干異なる場合がございます。また素材の性質上、黒ずみ・割れ・ささくれ・とげなどが見られることがありますが、いずれも不良品ではなく、天然素材ならではの風合いです。
つくり手/松野屋
松野屋は、東京・谷中の荒物問屋です。昔ながらの暮らしの道具を、今の時代にも使いやすく、心地よく手に取れるかたちで提案しています。
日本各地、そして海外の職人たちの手によって作られる大量生産ではなく、丁寧に作られた日用品は、どれも長く愛用できる丈夫さと、どこか懐かしさを感じる佇まい。産地に足を運び、現地の作り手と対話を重ねながら、その土地に根づいた素材や技術を活かしたものづくりを続けています。
松野屋