白く、凛として、つつましく。
真っ白な肌に、どこか透明感すら感じる出石焼。
そのなかでも、この「そばちょこ」は、凛としたたたずまいのなかに、どこか柔らかさが漂っています。まるで、静かな雪景色のような。
つるりとした手ざわり。すっと手になじむ小ぶりなサイズ感。口縁のわずかな広がりが、品のよさを感じさせてくれます。そば猪口としてはもちろん、冷たい茶碗蒸しや小鉢代わりにも。
出石のうつわで、夏の冷やしものを。
冷たいそうめんに、すこしだけ添える青ねぎやみょうが。氷を浮かべた梅酢ドリンク。手づくりのプリンやゼリー。
出石焼のそばちょこは、そんな夏の冷やしものをそっと引き立ててくれるうつわです。派手さはなくても、料理の色や質感を邪魔せず、涼やかに受けとめてくれる存在。
出石焼は今、窯元が4軒を残すのみ。受け継がれてきた技術と、これからの暮らしに寄り添う器を、どうぞ手にとってみてください。