台所にひとつ、あるとうれしい
野菜を洗ったあと、ちょっと置いておく場所がほしい。梅や野菜を干したい。
そんな時に、自然と手が伸びる道具が「丸盆ざる」です。
岩手県でつくられるこちらのざるは、手仕事で丁寧に編み上げられた素朴な一枚。しなやかで丈夫な竹を使用しており、通気性・水切れがよく、食材を痛めることなく受け止めてくれます。
直径約21cmと、使いやすい7寸サイズは、キッチンでの作業ざるとしても、食卓での盛りつけ皿としても重宝。夏場には梅や青しそを干したり、おにぎりや揚げ物を盛りつけたりと、季節や用途を問わず使える万能さが魅力です。
使わないときは、壁にかけておいても絵になる佇まい。道具としての美しさと、使い込むほどに増す味わいが、日々の台所しごとをちょっとだけ豊かにしてくれます。
昔ながらの道具には、やっぱり理由がある。そんなことを思わせてくれる、暮らしに馴染む一枚です。
つくり手/松野屋
松野屋は、東京・谷中の荒物問屋です。昔ながらの暮らしの道具を、今の時代にも使いやすく、心地よく手に取れるかたちで提案しています。
日本各地、そして海外の職人たちの手によって作られる大量生産ではなく、丁寧に作られた日用品は、どれも長く愛用できる丈夫さと、どこか懐かしさを感じる佇まい。産地に足を運び、現地の作り手と対話を重ねながら、その土地に根づいた素材や技術を活かしたものづくりを続けています。
松野屋