暖々はんてん(伴天・半纏・袢天)/宮田織物

宮田織物


宮田織物

宮田織物は、1913年に久留米絣の工房として福岡県筑後市で創業。昭和40年に『わた入れはんてん(伴天・半纏)』の生産を開始すると、最盛期には年間で50万枚もの生産量がありました。他社の追従を許さない高品質なはんてん、独自の生地を使った婦人服ブランドの展開ができるのは、糸選びから、織り、デザイン、そして縫製や販売までを自社生産するこだわったものづくりがあってこそ。時代とともに変化し、進化を続ける織物メーカーです。

まさに身につける布団


宮田織物

中わたは、はんてんの着心地や暖かさを決める重要な要素です。宮田織物のわた入れはんてんには、たっぷりの高品質な中わたが一枚ずつ手作業で入れられます。綿80%・ポリエステル20%のオリジナルブレンドには、布団のような暖かさと膨らみがあります。

宮田織物だから織れる生地


宮田織物

宮田織物が織る生地は、和木綿(わもめん)と呼ばれるオリジナルの生地。糸を選ぶところからスタートし、シャトル織機(しょっき)と呼ばれる織機で、時間をかけてゆっくりと織り上げることで、空気を含みふんわりとした仕上がりです。たくさん織ることができない手間がかかる生地だからこそ、他には類を見ない生地です。

伝所鳩オリジナルはんてん


暖々はんてん(伴天・半纏・袢天)/宮田織物

伝所鳩は2022年11月に二周年を迎え、昨年は一周年を記念して「脈々はんてん」を宮田織物さんに別注で作っていただきましたが、今年も二周年を記念して「暖々はんてん」を制作していただきました。

脈々から暖々へ


暖々はんてん(伴天・半纏・袢天)/宮田織物

脈々はんてんは、豊岡の脈々と続く山をイメージして作ったものですが、そこからさらに時期が進み紅葉して真っ赤に染まった山をイメージして作ったのが、「暖々はんてん」です。今回も衿元には別珍生地を使用してもらい、首の皮脂汚れがつきにくく、さらに保温性もあるという特徴も持っているので、見た目だけでなく機能性も詰め込んでいただいています。

部屋着としてはもちろんアウターとしても


暖々はんてん(伴天・半纏・袢天)/宮田織物

50年以上続くはんてんづくりは、着る人のことを考えて高品質化、そして今のライフスタイルに合わせたモダンで粋な色や柄、デザインへと徐々に進化を続けてきました。部屋着だったはんてんは、外出着としても十分通用するアウターとしてや、お尻まで温めてくれるコートの代わりとなる防寒着へ。また、これだけ手間のかかる作り方と品質にも関わらず、アウターとして考えると価格がとてもリーズナブルなのも魅力の一つ。
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