金型製法で生み出される厚手ガラスの代表的な商品である醤油注ぎは、今でも年に数万本を製造する昔から変わらない不動の定番商品です。蓋を「ネジ式」から「すり口」に変えた液だれしにくい新タイプは、2010年には墨田区の地域ブランド「すみだモダン」に認定されています。
伝所鳩でお取り扱いさせていただいているのは、小サイズの5色、大サイズ1色です。分厚いガラスで作られたコロンとしたフォルムがとても可愛らしいお醤油注ぎです。
ガラスの醤油注ぎは、本体から蓋まで全てが透明なので、すり口の部分をお醤油がすっと伝わっていき、そして注ぎ終わった後、再び本体にお醤油が戻っていくことがよく分かります。少しだけお醤油をかけるつもりが、ドバっとかかってしまった経験は誰しもがあると思いますが、お醤油が流れてくるタイミングやスピードが見えるので、注ぐ際にうっかりの心配も少なくなります。
すり口の蓋は、本体に押し込んだり、回転させて固定する必要がありません。(逆にぐっと押し込むと抜けにくくなりますのでご注意ください)そっと蓋を本体にはめるだけで、蓋と本体がしっかりと固定され、ひっくり返してもこぼれる心配がほとんどありませんが、簡単に蓋を取り外せるので、お醤油の入れ替えやお掃除もしやすいです。