ツリーピック(専用台座セット)/笠原スプリング

東京・墨田区八広のプレス屋
東京・墨田区の合資会社 笠原スプリング製作所は、1929年(昭和4年)創業。プレス加工・溶接加工・平面研削加工を手がける。10t〜100tのプレス機械を用いて、極小製品の一品物から大型の物まで、金属の抜き・穴・曲げ・絞り加工で90年近い歴史を持つ工場です。
今は墨田区八広にあるこの工場も、創業当時は京島にあり、そこでさまざまな業界で使われる「巻きバネ」を製造していた。それから、板の反発を利用した「板バネ」が主力へと移っていき、自動車や医療機器などに組み込まれる部品を、日々製造しています。
二度の存続危機
最盛期の昭和30年代には、30人ほどの従業員が働いていた。しかし、バブル崩壊とリーマンショックの波が襲い、企業が生産拠点を海外に移したり、取引先の倒産や廃業が相次ぎ、仕事は一気に減ってしまう。4代目である現社長の笠原克之さんがこの工場に入ったのは、1990年。まさにバブル崩壊の時期でもありました。
従業員を減らし、家族経営に切り替えることでどうにか存続してきましたが、縮小の歯止めはかからず、もうだめだと廃業の二文字が頭をよぎっていたと言います。
やれるだけのことをやりたい
そんな頃に出会ったのが、墨田区が始めた「ものづくりコラボレーション事業」。笠原さんは、「やるだけのことは全てやりたい」という想いから応募し、デザイナーやプロデューサーの助けを借りて、初めての自社商品開発に乗り出したのは、2009年春のこと。試作と改良を繰り返し、自社商品が誕生するまでには苦難の連続が待ち受けていました。
一年半を費やした技術の集大成
デザイナーから提案された商品は、周囲の人はもちろん笠原さん自身も、これは無理なんじゃないかと思うほど、技術的に見て難易度の高いものだったそうです。しかも、本業が傾く不安定な状況の中での商品開発。焦る気持ちと、本当に完成させられるのか、できたところで売れる見込みはあるのか、不安ばかりが増す中、ようやく一年半の歳月をかけて最初の商品が完成します。
自分の手のひらでつかむ感覚
ようやく完成した「てのひらトング」は、カスタネットのような形状をした料理を取り分けるためのトング。大手企業も話を聞きに笠原さんの元を訪ねてくる程の知識と経験が詰まった、技術の塊のような商品の完成です。
そして、オリジナル製品第二弾
第二弾として発表した「ツリーピック」は、硬いステンレスを複雑な形に抜いた斬新なフードピック。元になるステンレスは、非常に硬い素材で抜く際に型の方が負けてしまうほど。型が壊れないように、ゆっくりと一本づつ抜き加工を行ったもので、ちょっとやそっとの力では曲がらない強固なピックです。
先端部分は全てバリが綺麗に取られ丸く加工がしてあり、口に直接入れたり、小さなお子さまがお使いになっても安心です。また、厚さはわずか1mmしかないため、使用後に引き出し等へ収納しておく際もほとんどかさばりません。
硬いピックの先に食材を刺すことで、まるで木に実がなったような演出をすることができます。凝ったスタイリングなどをせずとも、簡単にテーブルの上を華やかに彩ってくれます。
ピックは5本セットで、5本立てかけられる木の台座がセットで付いています。テーブルを華やかにしてくれるだけでなく、そのまま掴んで食べれるのでお皿や箸が不要なので、立食パーティーなどにおすすめです。また、ステンレス製なので、使い捨てることなく洗って何度でもお使いいただけるので経済的にも◎。
木の台座の他に、立てかけて飾れる紙のパッケージも付属しており、プレゼントやギフトにもおすすめです。
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